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機械部品の材質は、規格品の厚さを考慮して選定する

Before

機械部品に採用される材質は、その材質によって流通している寸法や厚さが異なるので、これを知った上で採用することがコストダウンに繋がります。例えばt=3mmのワークの材質を砲金とした場合、砲金はt=3mmは流通しておらず12mmとなってしまう為、3mmにするために切削加工が必要となり、手間がかかってしまいます。

コストダウン事例

After

機械部品を設計する際には、求められる寸法に近い材料を選択することができればコストダウンになります。例えばt=3mmが必要な機械部品において、t=12mmしかない砲金を採用すると機械加工が必須となるので、砲金に変わってt=3mmが市場で流通している真鍮(C2801P)を採用することができれば、加工の手間が減りコストダウンになります。

機械部品に採用される様々な材質は、その材質によって流通している寸法が違います。従って、機械部品を設計する際には、サイズや寸法公差を検討すると同時に、どの材質がどんな寸法で流通しているのかを把握した上で採用すれば、余計な加工コストをかけずにコストアップを抑えることができます。t=3mmが必要な機械部品であれば、t=12mm以上しか流通していない砲金ではなく真鍮を採用できれば、加工時間を抑えることができ、コストダウンになります。

機械部品 VA・VEコストダウン設計事例

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