Before
![%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3](http://www.kikaikakoubuhin.com/file/2017/06/66c19942ab4ba346fdb64ccc04cde373.png)
この機械部品は、当初母材からの削り出しを旋盤加工で行う図面となっていました。図面指定にあるように、旋盤加工で行うと部品の製作はできるのですが、母材の大半を切削する必要があるので、材料費が高くなり、加工時間が長くなってしまいます。
コストダウン事例
After
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そこで、切削加工を行った部品同士を後から溶接する構造に設計変更提案を行いました。その結果、母材量が少なく材料コストが安くなるうえに、加工時間の削減が可能です。もちろん、嵌めあい公差や幾何公差部は溶接加工後に仕上げを行う必要がありますが、それを加味しても加工時間が短くすることができています。
・切削加工を前提とすると、母材の大半を加工することになりコストアップになるケースがある。
・こうしたケースは溶接構造となるように設計変更を検討することで、切削量を減らし、母材の費用も安く済むので、コストダウンになる。
・特にコストが高い母材を用いる機械部品では、要求精度や加工工程に応じて切削以外の方法もあわせて吟味することが重要である。
・こうしたケースは溶接構造となるように設計変更を検討することで、切削量を減らし、母材の費用も安く済むので、コストダウンになる。
・特にコストが高い母材を用いる機械部品では、要求精度や加工工程に応じて切削以外の方法もあわせて吟味することが重要である。