Before
![%e6%a9%9f%e6%a2%b0%e5%8a%a0%e5%b7%a5%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b9%e6%ba%b6%e6%8e%a5-com%e6%94%b9%e5%96%84%e4%ba%8b%e4%be%8b%e2%91%a6](http://www.kikaikakoubuhin.com/file/2017/10/d854ecb0f5caa85bf60022842451a822-600x227.png)
機械部品の加工では、細かい部分の設計を変更するだけで、旋盤加工において不必要な加工工程を削減し、コストダウンに繋げることができます。今回の例では、図の左部分に示された部分がR指定されており、それを実現するために旋盤加工用機械の工具の取り替えを必要としており、その分の時間がコストアップの原因となっていました。
コストダウン事例
After
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今回の例では、本来R指定されていた端面の加工を図のように小判形状に設計変更することで、旋盤加工の段取り替え工程が不要となりました。その結果、作業工程が2面のカットだけで済むようになり、旋盤加工に要する加工時間の短縮、コストにして約30%ダウンを実現いたしました。
旋盤加工をはじめとした機械加工における、機械部品の図面には不必要な加工工程が発生するような設計となっている場合が多く見受けられます。しかし、細かい設計変更を行うことで、今回の例で旋盤加工の加工時間を短縮できたように、大幅なコストダウンに繋げることができる場合があります。